ヒマラヤ情報館

ポイント

① アンナプルナ方面で唯一稜線歩きを主体とした絶景ルート
② エベレスト街道と比べて移動手段が安定しており短期間で踏破可能
③ プーンヒルやアンナプルナ内院ルートと接続可能

マウディヒマールトレックとは

マウディルートはアンナプルナベースキャンプルート沿いを流れるモディコーラの対岸の稜線を歩くルートで、ヒマラヤの主要エリアの中で最も気軽にヒマラヤの稜線歩きが楽しめるルートです。トレッキング２日目から素晴らしい眺望が広がる稜線を歩き、東側にはアンナプルナⅡ峰とアンナプルナⅣ峰、正面にはマチャプチャレとガンガプルナ、西側にはアンナプルナサウスとヒウンチュリが見られます（健脚者であれば１日で最奥のハイキャンプまで到着可能）。日本発着で10日間程度であれば最もおすすめしたい最高の稜線ルートです。

アンナプルナMAP

基本プラン

Day1 日本=（国際線）=カトマンズ
直行便もしくはアジア空港で乗り継いでカトマンズへ。1日で移動する場合、直行便なら夕方3時頃、経由便では夜8時〜11時頃にホテルに到着。

Day2 カトマンズ＝（国内線）＝ポカラ＝（ジープ）＝ランドルク(1,940m)
早朝、カトマンズからプロペラ機でポカラへ（30分程度）。専用車に乗り換えてヒウンチュリの景色が美しいランドルクへ(5時間)。翌日のトレッキング開始に向けてゆっくりとお寛ぎください。

Day3 ランドルク〜ローキャンプ(3,050m)(5時間）
樹林帯の道を歩きローキャンプへ。前半フォレストキャンプまでは西側にアンナプルナBCルートの村々やヒウンチュリが見られます。それ以降は眺望がなくなりますが、ローキャンプからはマチャプチャレやアンナプルナ山群が見られる展望地となります。

Day4 ローキャンプ〜ハイキャンプ(3,600m)(4時間)
最初の2時間は昨日と同様に樹林帯を歩きますが、ミドルキャンプからは稜線に出ます。東側にアンナプルナⅡとアンナプルナⅢ、正面にはマチャプチャレとガンガプルナ、西側にはアンナプルナサウスとヒウンチュリが間近に見られる最高の展望ルートです。

Day5 ハイキャンプ〜マウディビューポイント(4,000m)(6時間)
マウディアッパービューポイントを越えてマウディBCまで続く息をのむような超絶景ルート。体力やペースに合わせてお好きな場所まで往復しましょう。

Day6 ハイキャンプ〜ランドルクorシディン(7時間) – ポカラ(5時間)
ハイキャンプから出発地点のランドルクまで一気に下ります。往路と別のルートを歩きたい方はハイキャンプもしくはローキャンプからシディン方面に下りられますが、眺望はランドルク方面の方が良いです。ランドルクもしくはシディンで車に乗り換えてポカラに戻ります。

Day7 ポカラ〜カトマンズ
早朝、プロペラ機でポカラからカトマンズへ。午後はカトマンズの世界遺産観光などをお楽しみください。

Day8 カトマンズ出発

Day9 日本空港到着

応用プラン

① プーンヒル＋マウディヒマール（日本発着12日間）
・Day2にヒレまでジープで移動し、ヒレ〜ウレリ（2時間）、Day3ウレリ〜ゴレパニ、Day4プーンヒル登頂〜タダパニ、Day5タダパニ〜ランドルク、以降は行程通り。
② 健脚者向け（日本発着7日間）
・Day3とDay4を1日で歩く。Day5とDay6を1日で歩く（マウディビューポイントでご来光を見られるように夜明け前に出発する）。

備考

アンナプルナ周辺は道路の延伸が盛んなエリア。過去のプランにあるスタートポイントから歩くと効率が悪いので、日数に余裕があればより標高の高い場所を目指した方が景色が良いです。
起点となるポカラ自体がヒマラヤの展望地と近いので、ポカラ宿泊日はサランコットなどの展望の良い場所に宿泊しないともったいないです。

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