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旅人たちが集うネパールの中心タメル
欧米の人もたくさんいますし、日本人も、アフリカの人だってたくさんいます。
世界各国の人が一同にする場所ですので、世界各国の料理を楽しめる街でもあるんです。
タメル地区には本格的タイ料理を提供してくれるお店があるんです。
ゴミゴミしているタメルの中で、この門に入れば憩いの場所へ誘ってくれるであろうという門構え。
ネパールの喧騒で疲れを感じると、自然と足が入ってしまうような店です。
店内もこんな感じで富豪しか来れないようなお店。
日本でこんなお店に入ったら値段たかそうだなぁ…と考えてしまいますが、ここはネパールですので、臆せず料理を楽しみましょう!
タイ料理といえば、カオマンガイやパッタイなど、有名どころがメニュー表に並んでいます。
ですが、これだけメニューがあると悩むもの。
店員さんに「どれがオススメ?」と聞いたら「タイ料理っていえばトムヤムクンだよ」と勧めてくれました。
僕が質問したおかげで店員さんも気を良くしたのか
「トムヤムクンは世界3大スープのうちの一つだ」と教えてくれました。
そしてその店員は自分の知識を言いたかったのか、どんどん話してくれます。
「世界3大スープは中国のフカヒレスープ、ロシアのボルシチ、フランスのブイヤベース、そしてこのタイのトムヤムクンなんだぜ!」
今まで何人にも説明したのでしょう。自信たっぷりげに話すのです。
ですが、世界3大?
「ん??ちょっと待って今、4つ言った!」
僕はフカヒレスープ、ボルシチ、ブイヤベース、トムヤムクン、世界3大と言いながら4つ言ったことを突っ込みました。
「チッチッチッ。この4つのスープの中から現在でも3つに決められないんだぜ」
店員さんは、僕の「今4つ言ったよね?」という言葉を待っていたのでしょう。
その後自分でも調べてみると、本当に世界3大スープは4つあるのです。
店員をしっかり教育しているということなのでしょうか。
この店はトムヤムクンについての薀蓄まで教えてもらえます。
そこまで言われたらトムヤムクンをオーダーするしかないとトムヤムクンを注文しました。
オーダーの時に辛さの調節もしっかり聞いてくれて、好みの辛さを提供してくれます。
スープにエビが6匹7匹ほど入っていました。
ネパールでは魚介類は避けているんですが、ここのエビはかなりうまい。プリプリです。タイから輸入しているんだそう。
レモングラスの酸味と、いろんな香辛料のコラボレーションで、一気に口の中はタイのエスニックな雰囲気になってきます。
これが世界三大スープの実力ですね。
世界3大スープの名前に恥じないお味。人を幸せにさせてくれます。
こちらはインヤンのバルコニーの写真。
ちなみにここの隣にケーキ屋さんがあって夕方には毎日半額でケーキを提供しています。
辛いタイ料理を食べた後の口直しにケーキもいいですよ。