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【ネパール・グルメ⑬】本場の味はやっぱり違う?!ネパールでメキシカン料理!

【ネパール・グルメ⑬】本場の味はやっぱり違う?!ネパールでメキシカン料理!

ネパール語を勉強するためにはネパールのビソバサキャンパスという大学に皆通います。

ここは世界各国の人たちがネパール語を通いに来るんですね。

僕が通った4年前は、アメリカ人、韓国人、中国人、ベトナム人、イギリス、パキスタンなどなど。

人種のるつぼみたいな感じで世界各国の人がいました。

そして、うちのクラスは皆仲よかったんです。

クラスの仲間で食事も行きましたし、先生の誕生日パーティーなどもやったり和気あいあいネパール語を勉強してました。

クラスメイトの一人にメキシコから来たクリスという女性がいました。

クリスはネパール語を勉強しながらネパールにあるメキシコ料理店でお手伝いをしており、

「ぜひ!うちのメキシコ料理も食べに来てよ!」と誘われたので、行って来ました!

『Casa MEXICANA』

場所はガイリダラ

タメルから歩くと15分はかかってしまうかな。バイクで行けば3分くらいなので、ちょっと行くには躊躇う距離感。

大通りから一本細い道を入るとネパールにはないカラフルな色調の外観のお店が一軒。

周囲が高級住宅街の様相の場所なので、すぐに分かることでしょう。

メキシコ料理と言ったらタコス

お店に行ったらクラスメイトのクリスがすぐに気づいてくれました。

「自分が働いている店に来てくれるのは嬉しいもの」というのは世界共通なんでしょうね。

クリスも喜んでくれました。

店内そんな広いというわけではないのですが、ネパール人など食事をしているんです。

タメルから離れている場所で大丈夫なのかな?と最初は心配していたのですが、ここはネパールの高級住宅街にあるお店ですので、近所の金持ちネパール人がくるそうなんです。

完全に立地でのマーケティングの勝ちですね。

忙しいそうにしながらクリスがメニューを持って来てくれました。

メキシコ料理のような名前が連なるので、何がなんだかよく分からない。

でもメキシコ料理といばタコスでしょう!と思ってタコスを探すのですが、

さすが本場のメキシコ料理店。

タコスだけでもかなりの種類があるのです。

何がなんだかよく分からないのですが、クリスが丁寧に一つ一つ説明してくれてSUPREMAというチキンとサラダのミックスのタコスを注文。

「他にメキシコ料理でお勧めは?」と聞いたら

「メキシコ料理はトトポスというのも美味しいよ!」

クリスが勧めてくれたトトポスも合わせて注文しました。

トトポスとタコスが到着

僕は2階のバルコニー席にいたのですが、

やはりタメルから少しタメルから離れていると、街の景観も綺麗です。

カトマンズの町並みに黄昏ながら10分ほど待っていると

トトポス到着!!

なるほど、トトポスというのはドンタコスみたいな食べ物なんですね。

真ん中にあるソースを付けて食べるよう。

トトポスを手に取りソースをつけてパクリ。

!!

びっくり!

真ん中のソースは勝手なメキシコのイメージでサルサソース的な味を想像していたのですが、

表現するなら「砂糖の入ってないあんこ」

豆の味がダイレクトで感じられるソースでした。

決して辛くなく、どちらかというと塩みを味わうソースです。

トトポスを前菜としてつまんでいると

タコスも登場!

こちらは僕たち日本人がイメージしているお味

野菜とチキンがたっぷりで、サルサソースが絡み合っています。

ひと噛みすぐごとに、口の中で野菜の水分と肉の旨味が混ざり合うんです。

そしてこのタコスにはかけるソースが2種類あります。

赤いタレは、サルサロハというトマトベースの「ピリッと辛い」ソース。結構、辛さは強めでした。トマト、チリ、玉ねぎ、オリーブオイルなどが材料みたいです。

黄色いタレは、サルサベルデという、熟す前のトマトからできたソース。このソースは「甘酸っぱい」ソースでした。トマト、チリ、玉ねぎ、にんにく、オリーブオイルが原材料。

食べてみてですが、やはりメキシコ人が作ってくれるメキシコ料理は

やはり、これが本物なんだなぁというお味です。

スパイスや香辛料が多くかかっており、日本人向けに作られた日本で食べるメキシコ料理とはやはり違います。

ネパール住んでいて、ネパールのことについて知るだけでなく、世界中の友達と仲良くなれるのは、やっぱりネパール生活していていいところです。  

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