エベレスト登頂記 特集記事-SPECIAL-

2018.02.28

【八ヶ岳】厳冬期の赤岳へ行ってきました

2月22日、トレーニングのために八ヶ岳の赤岳に登ってきました。

当初の計画としては、初日にピークまで行って赤岳鉱泉で一泊して翌日下山する予定でしたが、14:30には赤岳鉱泉まで戻ってこれたのでそのまま下山することにしました。

赤岳鉱泉までの登山道は急なところはほとんどありませんでしたが、赤岳山荘から鉱泉に向かう途中で、路面が完全に氷になっておりアイゼンがあった方がよかったと感じました。

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緩やかな登山道を進んでいき、、、林を抜けると、

ドドーーンと大きな氷柱が! これが噂のアイスキャンディーですね。インパクトあります。

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赤岳鉱泉に到着してからはテント泊装備を置いてアタックザックに切り替えたので早歩きで山頂に向かいます。少しペースが上がり過ぎてしまい、地蔵の頭手前で息が切れてしまいました。。。 地蔵の頭の直下では急坂となっており、岩場と雪のミックスもありますので慣れていないと少し怖いかもしれません。ハシゴは出ていますが鎖は埋まっています。

地蔵の頭の手前までいくと、赤岳頂上山荘と赤岳頂上が見えます。

それにしても赤岳頂上山頂は素晴らしいロケーションですね。いつか、赤岳頂上山荘に止まって星景写真を撮りたい、、、!!!

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地蔵の頭から約30分ほどで山頂に到着です。地蔵の頭から山頂まではすぐそこに見えるため、どうしてもペースが上がり苦しくなってしまいます。地蔵の頭を超えた後は危険な箇所はほとんどありません。多少風はありましたが、かなり弱い方だったので恐怖感はありませんでした。ヒィヒィいいながらも赤岳鉱泉からちょうど1時間半でピークに到着。かなり飛ばしたので、コースタイムの半分くらいの時間でクリア。標高差800mを1時間半ということで大きな自信に繋がりました。

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山頂からGPSで確認し、行者小屋方面(阿弥陀岳の方向)に進もうとすると、通行禁止の看板が、、、。少しうろつくと南側の権現岳の方面に行者小屋に降りる登山道がありました。くれぐれも強行突破しないように気をつけましょう!

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帰り道の山頂直下は岩場が多いので少し慎重に進みます。ゆっくり進めば初心者でも問題ないと思います。(実証)

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少し降りると阿弥陀岳と行者小屋の分かれ道があります。権現岳へのルートと比べると登りやすそうに見えます。

朝早く行者小屋を出れば阿弥陀、権現、赤岳を1日で回って下山もできそうです。

ということで、、、 お疲れ様でした〜〜〜。

踵が痛くてヒィヒィ言っていたのに最後はいつも通り元気なナナ選手。

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<本日の行程>

美濃戸口(9:00) 〜 赤岳山荘(10:00) 〜 赤岳鉱泉(12:00) 〜 行者小屋(12:15) 〜 地蔵の頭(13:00) 〜 赤岳(13:30)〜 赤岳鉱泉(14:30)

*赤岳鉱泉まででナナが靴擦れを起こしてしまったため、鉱泉〜ピークはソロでの時間です。

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