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ネパールビザ申請 (2023’版)

ネパールビザ申請 (2023’版)

目次

① ネパールの観光ビザ
② オンライン申請
③ 大使館へ郵送
④ 注意点

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ネパールの観光ビザ

ネパールに入国するためにはビザが必要です。トレッキングや登山を目的として入国する場合は、滞在日数によって、15日(4,000円)、30日(6,000円)、90日(15,000円)の観光ビザを取得しましょう。

ネパールの観光ビザは、在日ネパール大使館に申請する方法と現地空港に到着した際に申請する方法(アライバルビザ)があります。

アライバルビザは、カトマンズの空港に設置している専用機で申請書を作成し、ビザ申請料をカウンターで支払った後、申請書と支払いレシートを持って入国審査(イミグレーション)で提出すれば完了です。

在日ネパール大使館で取得する場合は、オンラインにて申請書を作成し、必要書類や申請料を同封して郵送すると、2週間ほどで観光ビザが貼り付けられたパスポートが返送されるという流れです。この場合は申請料の他、現金書留の郵送料、返信用の郵送料などが必要になります。

日本で取得 vs 現地で取得

どちらがおすすめかというと、私は日本で取得することをおすすめします。その理由は、カトマンズのトリブバン国際空港は「世界一ストレスフルな空港」に選ばれたこともあるほど、遅いからです。
まず、ビザ申請の機械は3〜4台しかなく長蛇の列。その上、入力方法も分かりづらいので多くの方がスタッフの説明を聞きながら長々と入力します。さらに、ビザ申請料を支払うカウンターも長蛇の列。にも関わらずスタッフがお昼ご飯を食べにいき無人となってしまったことも・・・。

入国審査の列(これは事前にビザを取得した場合も同様ですが)も混雑状況によっては2時間待ち。さらに、2機くらいしか到着していないのに、預け荷物が出てくるのに1時間半。どこのカウンターもスタッフが雑談をしていてなかなか進まない。暇つぶしで頼みの綱であるインターネットwifiは不具合で繋がらないこともしばしば。・・・そんなこんなで、非常に疲れてしまう(ことがある)のです。

事前にビザを取得していても待ち時間が長いので、そんな中でビザ申請のためにさらに時間がかかるよりは、日本で取得してしまった方が楽。というのが私の考えです。

ということで、ここからは事前にビザを取得する方法について、英語が分からなくても取得出来るように詳しく説明します。

なお、こちらは2023年6月現在の状況をもとに作成しています。
以前、必要書類の追加があった際に、ホームページの情報は更新されず、大使館の窓口にある「瓦板」のみで通達されたことがありました。江戸時代か(笑)!・・・ということで、事前に大使館に電話で確認することをおすすめします。
(変更内容がホームページに記載されず、大使館の窓口に掲示されるのみということもあります)

事前準備

① スマートフォンで自身の顔写真を撮影する。
特に規定はありませんが、証明写真ですので背景は白い壁などがベターでしょう。

② スマートフォンでパスポートの顔写真のあるページの写真を撮影する。
パスポートの残存期間が日本出国日から6ヶ月以上あることをご確認ください。

③ 英文のワクチン接種証明を取得する
マイナンバーカードを持っている方は、「ワクチン接種証明アプリ」から取得できます。持っていない方は役所で依頼をする必要があります。ビザ申請では接種時に受け取る書類のコピーでも問題ありませんが、渡航時には必要になるので早めに取得しておきましょう。

オンライン申請フォームの入力

①下記URLのサイトに入り、画像の「VISA from Nepalese Mission」を押す。

https://nepaliport.immigration.gov.np/

②下記のように選択、入力した後、Proceed を押す。

・ Select Embassy → Embassy of Nepal, Tokyo
・ Select Nationality → Japanese
・ Select Visa Type → Tourist Visa
・ Passport No. →ご自身のパスポート番号
・ Date of Birth → 生年月日(日→月→年の順)

④ 下記のように入力または選択した後、Proceedを押す

・ Full Name:パスポートと同じ名前
・ Country:Japan
・ Gender性別:Male(男性)Famale(女性) から選択
・ Date of Birth : 生年月日(日→月→年の順)
・ Occupation(職業):退職後はretired、主婦はhousewife、その他はOffice workerでOKです。
・ Address of Japan :マンション名&部屋番号、地番、通り、市、県、郵便番号、国の順番で記載
 例):#B211(部屋番号), 181-18(丁目、番地), Kawana(通り), Fujisawa(市), Kanagawa(県), 251-0015(郵便番号), Japan(国名)
・ Contact Number of Japan: 電話番号
・ Email:メールアドレス
・ User Photo :事前準備で撮影した顔写真を貼り付ける
・ Passport Type:Ordinary
・ Passport Validity:パスポートの有効期間満了日 ※発行年月日ではない
・ Pass port scanned copy:事前準備で撮影したパスポートの写真を貼り付ける

・PROCEEDを押す

④ オプション選択

・ Visa option → 滞在日数に合わせて15日、30日、90日から必要な日数を選択する。
・ Purpose of Visa → 「Turism」を選択する
・ Address in Nepal →宿泊予定のホテルの住所。分からなければ下記の住所をコピーすればOK
 例)Fuji Hotel, Brahmakumari Marg, POB.6209, Jyatha, Thamel, Kathmandu
・ Contact Number of Nepal → 宿泊ホテルの電話番号。分からなければ「+97714250435」と入力
・ Check only if applicable → チェックをしない

・PROCEEDを押す

⑤ 内容を確認して、間違いがなければPROCEEDを押す。

⑥ 完了画面が表示されるので、ダウンロードを押し、ダウンロードしたファイルをプリントアウト
 ★これが非常に重要!!うっかり「DONE」を押してしまうと最初からやり直し

申請書類を大使館へ郵送する

<申請書類一覧>

・パスポート原本
・オンラインフォームの完了画面のプリントアウト(先ほど入力したもの)
・ワクチン接種証明書のコピーorプリントアウト
・現金:15日→4000円、30日→6000円、90日→15,000円
・返信用封筒(自宅住所を記載し簡易書留分の切手を貼っておく:約460円)

これらをまとめて現金書留の封筒に入れてください。返信封筒も簡易書留にする必要があるため、郵便局の窓口で依頼しましょう。

<送付先>

〒153-0064 東京都目黒区下目黒6ー20ー26 フクカワハウスB
ネパール大使館

注意点

最初にも記載しましたが、こちらの記事は2023年6月現在の状況に基づいて作成しています。
VISAの申請方法などは変更となる可能性があり、その変更内容がHPに反映されないことも多いので、申請前に必ず大使館に電話をし、必要書類について確認してください。

今回はネパール観光ビザの取得方法についてお伝えしました。ワンダーズのホームページでは、ヒマラヤトレッキングや登山に必要な情報を出来る限り詳しく分かりやすくご案内しております。現地に行ってから後悔しないよう、しっかりと準備をして出発してくださいね!

また、ワンダーズでは、ヒマラヤトレッキングのアドバイスやプラン作成だけでなく、具体的な計画ないけどいつかはヒマラヤを歩いてみたい!という方向けにオンラインにてヒマラヤトレッキング説明会を実施しています。電話営業などは一切行っておりませんので、お気軽にお問合せください。

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