エベレスト登頂記 特集記事-SPECIAL-
2018.06.16
朝食を食べた後、朝7時半にロッジを出発。ナムチェが坂の街なのと一日の歩き始めということもあり街の出口まで歩くだけでも結構息が切れました。。。 ロッジの上にはタムセルクが。3,400mから見る6,000m以上の山々はとても荘厳でインパクトがあります。
街の入り口の大きなマニ石を抜けて行くと、最初の30分だけ少し急な登りが続きます。その後はなだらかな丘歩きが続くので気持ち良い散歩になりました。空気の薄さで少しだけ息が切れやすいですが、最初の10分以外は苦しいというほどではありません。
上から見下ろすナムチェバザールにあるネパール軍基地と学校。学校ではバレーボールをしている子供達がいました。山奥でもナムチェやペリチェの子供達は学校に通うことが出来ているようです。
ナムチェバザールから400mほど登るとシャンボチェの丘の上にエベレストビューホテルが見えてきました。
ちなみにナムチェからクムジュンやディンボチェまでの道はネパールの国鳥であるダフェ(キジの仲間)の生息地となっており、運が良いと青いキジを見ることが出来ます。私は4回ほどこの道を通り全力で探して歩いていますが一度遠くの岩に立つ姿を見ただけ。いつかはっきりとした姿をカメラに収めたいものです。
エベレストビューホテルの手前に軍用ヘリが停泊していました。大きくてカッコいい!思わず兵隊さんと記念撮影しちゃいます。
あれ、、、怒ってる?キレてるよね笑?
でもそんなの関係ねぇ!調子に乗ってヘルメットまでかぶっちゃいます。お願いしたら意外と快諾してもらえました。
さてさて、軍人さんとのお楽しみはそこそこに、エベレストビューホテルに到着です。
1泊のお値段は30,000円くらいらしいのですが私は宿泊したことはありません。レストランではどこのロッジにもあるパスタやピザなどの他、日本食が準備されています。そのお値段はかつ丼定食で2,500円とお高い、、、ナムチェにも和食レストラン「ともだち」があり、そちらでは700円くらいでそこそこ美味しいかつ丼定食が食べられます。(衣はパリッとしていませんが味は日本で食べるのと変わらない味)
エベレストビューホテルには2回目の訪問となるのですが、両日共に残念ながらエベレストは見られませんでした。この指先に見えるのですが、、、
エベレスト街道ツアーでは、このホテルをゴールとしたツアーもあるので天気に恵まれないととても残念ですね。私は10時半くらいに到着しましたが、エベレスト街道は朝の方が天気が良い可能性が高いので、もっと早く行けば綺麗に見えるかも知れません。
また、シャンボチェの丘まではヘリコプターが飛んでいるので、お金を払えば誰でもエベレストが見える超絶景ホテルに宿泊することが出来ますよ♪ 興味のある方はどしどしお問い合わせ欄よりご連絡ください♡
*高山病対策のため一度ナムチェに下がって高度順応する必要があります。
この日はお茶だけ飲んでロッジに帰ります。下の写真は帰り道にあるエベレストシェルパリゾート。実はこちらのロッジからも綺麗にエベレストが見えて、一泊500円くらい笑。高級ホテルなんて興味ないぞー!という方はここからエベレストを見るのも良いですし、3,500mの高度順応もナムチェ2泊ではなく、1泊をこちらにしても良いと思います。
お昼頃にナムチェについて、午後はフリー。リッキーとオススメのカフェでケーキとコーヒーをいただきました。基本的にお客さんはみんな山好きだったり旅行好きだったりするので、一人で行っても会話が弾んで楽しいと思います♪
それからナムチェのロッジでもバッテリーチャージは200円/1時間くらいするのでバッテリーチャージ無料のカフェに行ってチョコレートケーキとコーヒーをいただきました。ナムチェやディンボチェでのバッテリー充電はカフェがオススメ。何日も山にいると下界で普通のことがとても幸せに感じられる。
「食物の最上の調味料は飢えであり、飲み物のそれは渇である」 byソクラテス
というように、山は日常生活の幸せを確認するのに最適だと思う。
ちなみにナムチェやディンボチェのカフェの値段はコーヒーが300円、ケーキが500円くらいなので東京のカフェと変わらない値段。食材の輸送料がかかるとはいえ利益率はめちゃくちゃ高いので、オーナーは結構な金持ちで年間6ヶ月間のシーズン以外はみんな海外旅行に行ったりして休暇を過ごしています。
ナムチェバザールでの高度順応も完了し、明日はエベレストベースキャンプへの行軍を進め、3800mのデボチェに向かいます。
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